統合失調症に効果があるとされているセロクエルは死亡事例が実在します。ではセロクエルとはどのような薬なのでしょうか。
精神科医は投薬でコントロールすることができると指導しますが、私はセロクエルを服薬していたとき副作用による心身の不調から、担当医と薬に対して疑念と違和感を感じていました。
きっと同じように感じている方も多いことでしょう。今回はセロクエルの効果と副作用を、事例や経験を交えて解説していきます。
統合失調症の治療で使うセロクエルとは

参考:日医工
担当医から統合失調症の治療薬であるセロクエルを、安心して服薬できると説明を受けて服薬していました。
安心して服薬できる……今の私なら担当医に「自分では決して飲まないような危険な薬を、よく平気で処方しますね」と問い詰めます。
セロクエルの添付文書から効果と副作用を解説
精神科は大量処方なので知らぬ間に薬がたまってしまいます。
体に良いわけがない、と薄々感じながらも担当医の言うとおりに服薬して薬は徐々に増えていきました。効果と副作用は下記です。
1.警告
1. 1 著しい血糖値の上昇から、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の重大な副作用が発現し、死亡に至る場合があるので、本剤投与中は、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。4.効能又は効果
統合失調症11. 1 重大な副作用
11. 1.1 高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(いずれも頻度不明)
死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがあるので、血糖値の測定や、口渇、多飲、多尿、頻尿等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与を行うなど、適切な処置を行うこと。
参考:アステラス製薬 セロクエル添付文書
セロクエルは統合失調症に効果があり、副作用として血糖値の上昇による糖尿病、死亡の危険性が明記されています。
糖尿病になりやすいので、甘いものを好み肥満の傾向というのも想像がつきますよね。私は服用中、体重が100㎏を超えていました。
私の通っていたデイケアでは私も周りも肥満体型が多く、少数の瘦せ型に見える利用者も体脂肪が高い隠れ肥満の利用者でした。
セロクエルの服薬で容赦なく襲いかかる死の危険
参考:双極性感情障害で入院中の患者が突然心肺停止をおこし、死亡した事例
参考元:日本医療安全調査機構【事例197】20歳代(男性)
セロクエルの服薬により死の危険が容赦なく襲いかかりました。
セロクエル等の向精神薬を服薬していた双極性障害の若い男性が精神科の保護室で死亡しました。
保護室で隔離されて死亡しているのに向精神薬中毒の可能性が低い、という報告書がいかに不自然か、冷静に考えれば分かるはずです。
低Na血症、私も措置入院中に経験しました。服薬が続き副作用でのどが渇いて蛇口からガブガブ給水していたら気持ち悪くなり嘔吐し、病棟看護師から注意されました。
死亡退院を日頃見ている閉鎖病棟の看護師だから注意してくれたのだと今は感謝しています。
たまたま生き延びた
私はたまたま運よく生き延びることができましたが、同じように報告書として処理されていた可能性も充分あったと考えると背筋が凍りつきます。
この事例のようにいつも事実は搾取する側に都合良く事実を書き換えられます。
そして統合失調症である限り搾取され続ける立場です。自分の運命を変えることができるのは自分だけです。
認知症の治療にもセロクエル
認知症の抗精神病薬の種類
セロクエルドパミンとセロトニンの両方に働きかけることで、気分を安定させる薬です。幻覚・妄想のほか、意欲低下・不安感・感情の鈍化などの改善が期待できます。セロクエルは鎮静作用が強く、眠気を催しやすいため、睡眠薬としても用いられます。そのため、運転前などの服用はすすめられません。
参考:健達ねっと
セロクエルは認知症の服薬にも使用されます。統合失調症のように認知症も憤りやすいので気分を安定させるために服用します。
眠気を催しやすいのではなく麻薬だからボーッとするだけです。一般の人から見ると不自然です。そんな不自然な姿で私は社会復帰のためにデイケアに通っていました。
元仲間との再会
先日デイケアの仲間の男性を十数年ぶりに、偶然見かけました。彼は私のことを社会復帰してスーツを着ていたので分からなかったのでしょう。
彼は既に50代後半になっていて、服装が奇抜で挙動不審でした。世間と相容れないのです。
セロクエルの服薬を経験して
副作用により体重は100㎏を超え服は肥満用のサイズになり、より外界の接点を避けるようになりました。太ることで気分が重苦しくなり、億劫になってしまったからです。
襲いかかる離脱症状
さらに断薬時の離脱症状は恐ろしかったです。意識が遠のいていく感覚を味わいました。あなたは味わったことがありますか?
私の場合はデトックス療法や漢方療法を併用し、離脱症状を軽減させて完治することができました。
※今回の内容は断薬を促すものではなく、私の体験談に基づくものです。
まとめ
統合失調症に効果があるとされていながらもセロクエルの死亡事例、副作用、違和感。
投薬で病状をコントロールすることができると説く精神科医に対し、実際に私が感じた不調と違和感。
さらに今回調べた事実から大きく喰い違う部分があることを知っていただければ幸いです。
希望は夢ではなく叶えるために
実際に私は統合失調症を完治して本当に良かったですし、セロクエルを2度と服用したくないです。
終わりのない通院と服薬は苦しくても統合失調症を完治したら努力次第で、健常者枠の再就職や恋人ができて人生が楽しくなります。
健康になって人生を取り戻すという希望は、夢ではなく現実に私が叶えたからこそ伝えられます。
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