統合失調症を患っていてもコーヒーを飲んでいいのでしょうか?統合失調症を患っていると不安や不眠、毎食後の投薬など一般の人には理解してもらえない悩みや辛さがあります。
だからこそ不安で、してもいいことやいけないことが気になってしまいますよね。今回はコーヒーを飲んでも大丈夫なのかについて解説していきます。
統合失調症のときにコーヒーを飲みすぎてしまった経験
あなたは統合失調症を患っているときにしてはいけないことをご存知ですか?飲酒、喫煙など診察時に精神科医から指導を受けたことがある方もいるでしょう。今回は統合失調症のときにコーヒーを飲み過ぎたらどうなってしまったのかをお伝えしていきます。
私は統合失調症で生活保護を受けていたときに、時間がたくさんあったので自宅で英語の勉強をしていました。きっかけはデイケアで知り合った仲間で睡眠障害の京大出身者がいて、勉強を進められたからです。
勉強した英語は仕事で海外のやり取りに活用中
生活保護で時間があるときに、社会復帰したときに役立つからと教わり勉強した英語。実際に今、仕事で海外のクライアントとやり取りをするときに役立っているので、仲間の彼に感謝しています。
コーヒーを過剰摂取して起きた心身の変調
勉強のときに集中力を高めるために、コーヒーを飲むといいとも仲間から教わり、たくさん飲むようにしていたのです。でもコーヒーを飲みすぎてしまい、いてもたってもいられなくられなくなってしまいました。
視覚、聴覚、触覚が以上に敏感になって、鼓動のバクバクバクバク……という音が脳に響くようにきこえてきました。
(このままだとマズい……)
当時住んでいた自宅のボロアパートで恐怖を感じたことは、10年以上たった今でも鮮明に覚えています。神経過敏が度を越してしまったのです。身の毛もよだつような恐怖体験でした…
統合失調症だと強制的に脳内で処理してしまう情報
統合失調症だと健常者よりも多くの情報を脳内で処理してしまいます。例えば本屋さんにいたら、目視できるすべての本の情報は入ってこないですよね?
これは頭の中が省力化され、必要性の低い情報で疲れないようにするためです。でも統合失調症を患っていると脳内で過剰に情報処理をしてしまうので、頭が疲れやすくなってしまうのです。
統合失調症のコーヒー多量摂取による症例
急性期の神経過敏は危険な状態です。統合失調症だとあまり関係のない情報も、脳が勝手に動いてしまい頭の中に取り込もうします。だから健常者の人より疲れやすいのです。これではたまったものではありません。
コーヒー 多量摂取による症例
統合失調症の64歳女性が、のどの激しいかわきのため朝方にアイスコーヒー約30リットルを飲んだ後、昼過ぎより手足の震えとともに体が動かなくなったため救急搬送された。
引用:Twitter 国立健康・栄養研究所
過敏な脳が必要ない情報まで処理してしまう統合失調症。その状態でコーヒーを大量に飲用しカフェインを過剰摂取すると、暴走した脳がオーバーロードしてしまいます。だからNGなのです。
統合失調症でコーヒーを飲むならほどほどに
では統合失調症を患っていたらコーヒーを飲んではいけないのでしょうか。嗜好品の1つであるコーヒーが楽しめなくなるのはストレスですよね。ではどうすればいいのでしょうか。結論は飲みすぎないことです。飲む量が問題なのです。
ただでさえ統合失調症で脳が疲れやすいのに、コーヒーを飲みすぎのせいでもっと疲れてしまうので控えましょう。私みたいにがぶ飲みは絶対にしないでくださいね。
統合失調症なら息抜きや楽しみは必要
統合失調症だと辛いこと、やりたくてもできないことがたくさんあります。でも気分転換でコーヒーを飲むのは私はいいと思います。心配なこと、疑問なこと気軽に相談してみませんか?
LINE公式アカウントです(ID検索は@077wvkis)